ナショナルジオグラフィックの秘境 その2
さて、前回からの続きです。
10日間、何も持たずにタイの森の中で
すごすことができるのか。という番組の話。
タイでは強烈なスコールが体力を奪うため、
彼は、雨風をしのげるシェルターをつくる場所を決め、
さらには水を確保するために沢を見つけます。
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シェルターをつくる最適な材料として 森の中には
竹がたくさんありました。
竹は家の骨組みとなるし、節の間の空間を利用すると
飲み水の器となります。
が、しかし 竹を切り倒すには素手では難しく
道具がなければ何本もの竹を切り倒すことができません。
そこで 竹を倒す刃物の役割をする鋭い石
「黒曜石」か゛必要となるのです。
黒曜石はガラスのような鋭い切り口なので
獣の皮を剥ぎ取ったり、木を倒したりするのに
かかせないアイテムです。
この黒曜石を利用しはじめた古代の知恵が
現在の文明のはじまりと言って良いのかもしれません。
あのイースター島も黒曜石の産地でした。
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