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2016年7月24日 (日)

ナショナルジオグラフィックの秘境 その2

さて、前回からの続きです。

10日間、何も持たずにタイの森の中で

すごすことができるのか。という番組の話。

タイでは強烈なスコールが体力を奪うため、

彼は、雨風をしのげるシェルターをつくる場所を決め、

さらには水を確保するために沢を見つけます。

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シェルターをつくる最適な材料として 森の中には

竹がたくさんありました。

竹は家の骨組みとなるし、節の間の空間を利用すると

飲み水の器となります。

が、しかし 竹を切り倒すには素手では難しく

道具がなければ何本もの竹を切り倒すことができません。

そこで 竹を倒す刃物の役割をする鋭い石

「黒曜石」か゛必要となるのです。

黒曜石はガラスのような鋭い切り口なので

獣の皮を剥ぎ取ったり、木を倒したりするのに

かかせないアイテムです。

この黒曜石を利用しはじめた古代の知恵が

現在の文明のはじまりと言って良いのかもしれません。

あのイースター島も黒曜石の産地でした。

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